休学中ですブログ

大学を休んでいる間、サボらないための日記

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

錯覚とうにょうにょ

久しぶりに昔の集まりに顔を出したら、カップルがたくさんできていて驚いた。 なんというか、恋愛は脳のバグ派なので、バグりまくってるじゃんという印象である。話を聞いて、寂しい人や拗らせている同士がくっついたんだなあという感想を抱く。不甲斐ない自…

落し物の視界

落し物が好きだ。 なぜ好きかを突き詰めていくと、見過ごされるものへの共感、という結論になった。 所有者の不注意で失せ物になり放って置かれる姿に、なりたくてなったわけでない苦労をしてきた自分を重ねているのだろう、という見立てである。どこまでも…

無題4

小学生の時に拾った、プラスチックのハートを今も持っている。 物持ちがいいというか、捨てられない。 当時はそれこそ宝石のように見えていた。 そういう宝物が、実家の引き出しに溢れています。

世渡りには向かないが

先日建築家の方のお話を聞いた。建築を仕事として本格的にやりたいとはもう思わないだろうが、やっぱり話を聞くのは楽しい。 面白かった話① どんな建築を作るか決めきれずにもじもじした時期が数年あったが、とりあえず名前をつけたら、そこからアイデアが出…

ほんとうに好きだったもの、あるいは適性について

17歳の時分に建築をやろうと思った。 受験を見据えた時に、大学でものを作れそうな分野がそれだけだったからだ。 ものづくりや創作は好きだった。絵でも文章でもなんでもやった。 だけど一番好きなのは、完成されたものを愛でることだったかもしれない。多く…

分かりやすい物語

フィクションに分かりやすさは必要なのだろうか。 解釈の余地がある作品、ひねった作品がよりいいものだと信じていた。しかし、めちゃくちゃ王道な、ひねりのないストーリに感動して泣いている人たちを見て、いい作品ってなんなんだろう…と思わずにはいられ…

深夜のファミレス

深夜のファミレスはいつまで存在するのか/できるのかについてたまに考える。 小説や漫画を読んでいると、しばしば、「深夜のファミレスに友達を呼び出す」みたいな記述が見受けられる。これまではふむと読み流していたが、ファミレスの人手不足の話を聞いた…

スイッチ

引き続き、配慮を受けた感想の続き。 できないことを明らかにして活動するのは、かなり気持ちが楽だったが、困ったこともあった。それは、私は日常会話では比較的どもる頻度が少ないのだが、そこでもうまく話せなくなったことだった。どうやら、流暢に話せる…

弱みを差し出すこと

いま諸事情により、吃音ということを明かして活動をしている。これまでは周囲に吃音と明示せずに乗り切ってきた人間なので、自分にしては一歩階段を登ったというか、降りたというか、とにかく思い切ったチャレンジだ。 メモがわりに、最中で感じたメリットと…

はしやすめ

芸術家が作品を展示するギャラリーという場所がある。 それの語源は、洞窟で、広い空間に出るまでの細い道のこと。 またそれは、ラテン語で産道という意味を持つ。 という話を聞いて、文字通り生みの苦しみだなあ、と思うなどした。 ーー どうでもいい話 つ…