バーで三時間ぐらいだべってた時のこと

いま落合陽一にはまってて、彼の著作を読んでるんですよ。読んで、感想をまとめたいんですけど、内容がとても複雑かつ理解するのに時間がかかるため、なかなか読み進められずにいます。

落合陽一という人はサイエンスとアートの二分野を横断して活動されているものすごい天才で、知識量もすごく、そのため彼の著作をちゃんと読もうとすると、多様な背景知識が必要とされます。もちろん私にはまだそんな知識はありません。なので、1ページ読むたびにグーグル先生で検索したりと、とても労力がいります。そんなことをしているので、最近よく落合陽一がメディアに取り上げられていますが、その人物や発言を正しく理解している人は日本に何人いるのだろうと思います。news zeroの格好が気にくわない騒動もそういうことでしょ。そういうの見るたびに、衆愚……という単語が頭に浮かびます。

話は変わりますが、京都は木屋町にとても好きなバーがあるんですよ。内装や雰囲気がとても私好みで、何回か通ってたんです。それで昨日もバイト終わりに行ったら、いつものバーテンとは違うおねいさんがいらっしゃたので、その方と三時間（！）ほどだべってました。それからいつものバーテンも来て、さらに二時間ほど話していたので、非常に楽しかったです。

その時に色々興味深い話を聞けたので、備忘録。

●歳をとると本が読めなくなる。特にフィクションが読めなくなる。だから読める時に読んだ方がいいというアドバイスはほんとだよ

●バレエは筋肉の線を出すなと言われるが、どうすればええねんと思いながらやっていた

●トゥーシューズは高い割にすぐに使えなくなる

●アメリカのメトロポリタン駅は夜になると電気が消える。欧米の合理性とはそういうことだ

●DEAD or ALIVEは生きるか死ぬか、ではなく、生きていても死んでいてもどちらでも構わないという意味。すごく強い言葉。

●オカジューとは、東京・自由が丘のこと

●プーは哲学

●プーはいいぞ

結局私は人が好きなので、初対面の人と話し込んで、彼/彼女の人となりや経験・考え方に触れるのが好きなんですね。相手もそういうことに抵抗がない人だったらとても楽しい時間が過ごせます。インタビュアーの素質あるよと言われたので、とても嬉しいのですが、吃音のことを考えると尻込みしてしまいます。そんな自分です。

ぼちぼちレビュー書いていきます。チャオ。