休学中ですブログ

大学を休んでいる間、サボらないための日記

未来は流れてこない

 親には好きとも嫌いとも言い難い複雑な感情を抱いているが、彼らは個々の人間としてはいい人たちだとは思う。また、そのことに関して恵まれたと思っている。

 この歳になっても、ご飯を作ってもらえることに若干の罪悪感を感じつつも、私は何もしなくていい。座っていれば、飯が出てくる。

 甘やかされているなあと思う。

 

 将来を自らの意思で決めなければならないことに、時折、脅迫的な息苦しさを感じる。何かの事故で、ふと、死んでしまえたら楽だろうなあ、と意識の片隅で考えたりする。でも私は死なない。そこまでの覚悟もなく、だらだらと生き続けている。

 

 今日も目の前に差し出された飯を食べている。

 

 私の未来も、こんな風に、机の上に提示されないだろうか。それはとても楽だろう。あなたの仕事はこれですよ、と言われて、従順に従い、たまに愚痴を言いながら粛々と日々を過ごすのは。けれど、そんなことはあり得ないので、私は、私なりに歩ける方法を模索しなければならない。実家に戻ってからの方が、より強く、自立しようと思うようになった。このままではスポイルされてしまうという危機感がある。以前はここまで切迫して考えていなかった。これも成長なのだろうか。