休学中ですブログ

大学を休んでいる間、サボらないための日記

徐々に

今日人前で話す機会があって、 いつものように、直前まで「いけるかな〜、いけるいける」と自分に暗示をかけていた。 結果としてはスラスラ話せたとは言えなかったけれど、 つかえつつも、「不気味でない吃り方」で話せたのが自分にとっては進歩したな、と思…

希薄さ、消えたさ

以前知り合いに、一定の人間関係を築いたのち、そこから身を引いてしまう子がいた。そういう子は何を考えて自分を消すんだろうと、似た人を見つけるたびに考える。私も他人と深い関係を築くのが苦手な人間なので、種類は違えど、彼女が宇宙人だとは思わない…

LOW-HIGH

テンションが高い時と低い時の差が激しい。 集中してる時は三日ほどお腹も空かないし眠くもならないのに、そうでない時は、頭がぼーっとして集中できない。典型的な過集中だなあと思う。自分が発達障害ではないかと疑心暗鬼になり精神科にかかった時、自閉症…

意識、無意識

知っているから物申せる、という傲慢さがある。 自分ごとになるが、私は、何の苦労もしてないように見える人に対しての偏見がすごい(実際にはそんな人はいないにも関わらず!)。少し前まではそれに気がついていなかった。無意識に、あの人は苦労してない感…

巴里・独逸旅行記1

ブログ更新をサボって旅に出ていた。タイトルにもあるように、パリとフランクフルトに行っていた。人生初ヨーロッパ進出である。飛行機に長時間乗ると死ぬという妄想がなんとなくあったのだが、無事生還して、そんな戯言も言わなくなった。成長とはこのこと…

未来言語への第一歩 その2

さて、しばしの休憩を挟み、未来言語WSの後半戦が始まった。講師はあの伊藤亜紗さんである。 余談だが、見えない人を卒業制作のテーマにしようと思って調べ始めた頃、伊藤さんの存在を知った。著作を読み、伊藤さんも吃音者であるということを知り、世の中に…

kikikann

本学の卒業制作展でゲストトークがあるので聞きにいった。本来なら私も出展しているはずの展覧会に、のこのこと顔を出すのは多少浮いている気がしなくもなかったが、そんなこと言い出したら休学なんてやってられない。いらないプライドを捨てて色んなことに…

未来言語への第一歩 その1

去年の秋頃、新宿で行われた未来言語ワークショップというものに参加した。それについてずっと反芻していて、ようやくはっきりとした言葉で語れそうなので、レポートを書いてみる。私の初れぽ、あなたに捧げます。 未来言語とは、「どんな人でも理解可能なコ…

働くマン

初めてネットの仕事をしてみた。コンペ形式なので採用されるかは分からないけれど、結構面白い。 ところで、デザインは究極のお節介焼きである、と気がついてから、断然デザインが楽しくなった。センスなんて関係ない。デザインの質を決めるのは、どれだけク…

顔がすべて

世の中には、見た目か性格か論争がある。私もその論争には長いこと悩まされてきた。しかし、最近決着がついた。世の中は、顔がすべてだ。 私は昔通りすがりに、ブス、と言われるような見た目だった。確かに、髪もかまってなかったし化粧もしていなかった。筋…

無題

「君がうまく話せないのは君のせいじゃない」 「それと同じように、僕が貧乏なのも僕のせいじゃない」 「だけど、自分のせいじゃないといじけるのは、真っ当に生きたいなら許されない。そういうものだ。多くの人が何かしら自分のせいではない物事を背負って…

絶対に忘れないと決めたことはすぐ忘れるくせに

わたしは物忘れをよくする。 正確には、脈絡のない事実をすぐに忘れる。例えば、人の名前や、理不尽なルールなど。不意に湧いて出てきたもの、マニュアル化されたものほど忘れやすい傾向にある。 これは小さい頃からで、その頃の私は、幼いながらも、このま…

強い言葉

強い言葉、というものがあると思っている。 それは例えば、愛。だとか、信念、だとか。助ける、守る。うーん、他には、「絶対幸せにするよ」とか、「君は俺が守る」とか。なんだか少女漫画や少年漫画みたいになってきた。 強い言葉、というのは、概念に近い…

人様のことを語れるほどお前は偉いのかよと思うがやっぱり言いたいことはある

人間ってなんでこんなに馬鹿なんだろうと思う。 つい一年ほど前まで、私の自尊心は地の底だった。自分は駄目な人間で、自分以外の人達は立派に、公明正大に生きているのだと思っていた。最近やっと目が覚めた。全然そんなことないわ、と。 私はかなり正直に…

やわらかロボットと感性

どうも、やわらかロボットという単語だけで、数日思い出し笑いをしてしまうひつじです。 私はこういうしょーもない言葉遊びに弱い。この言葉の構造的には、緊張+緩和というお笑いの王道が組み込まれている。つまり、お葬式でのドジに無性に笑ってしまう、と…

僕は笠原メイが好き

20を超えてから村上春樹をよく読むようになった。前はそんなに好きじゃなかったのにね。なんでだろう。積年の花粉が積もり積もって花粉症になるように、あの独特の文体が閾値を超えたのかもしれない(なに言ってんだか)。とはいえ私が好きなのは村上春樹の…

若く弱々しい女であること

ここ数日、知人にお祝いでモノをあげる機会が続いた。そこで改めて、人のためにお金を使うってやっぱり良いもんだな、と思った。自分一人だったらそんなに使わないし。根底にあるのは自尊心の低さ(自分なんかのためにお金を使うのはもったいないと言う思考…

追記

この間、割り込みされてムッとした話を書いた。道を歩きながら、その原因はなんだろうな、とつらつら考えていた。 端的に言えば、その原因は、「自分が無視されていること」なのだと思う。人間は、他人から存在を認めてもらえないと狂う生き物だ。その顕著な…

ラッピングの中には泥

今日は用事のついでに某デパートに寄った。 私はデパートが好きだ。それなりの値段の、しっかりした商品が売られている。店員さんも(ほとんどは)身なりも態度もきちんとしていて、折り目正しい。私はそういった種類の物事たちが作る空気感が好きだ。 某デ…

信仰心はどこから?

正月なので神社にお参りに行き、おみくじを引きました。それが結構当たっていて、かつ心に刺さったので記録しておく。余談だが、新年のお酒を売っていたバイトの子達が「売り切れました〜」と喜んでいる瞬間を見れたのでほっこりした。 おみくじには歌が書か…

コースターとバカにしないで

伝統的な観光地に来ました。古い観光地にはなぜか、手工芸のお店(竹細工とか、木工とか)がよくあります。そんなお店を見つけたので入りました。私が行った店は、草木染めがメインのお店で、とても綺麗でした。桜の染物もあり、綺麗だねと言いながら見てい…

さみしさをこじらせて

接客をしていると、様々な人種に出会う。もちろん深く関わることはない。けれど、短時間でも彼/彼女らの言動を見ていれば、どんな人間かはだいたい分かる。美は細部に宿る、ではないが、やはり人となりというものは、話し方から目つきから手や体の動かし方、…

すみませんが、痴漢されたときのこと

はじめ無意識にタイトルを打っていて、「痴漢された」ことに対して「すみません」と謝る、ワンクッション入れてしまう自分の感性ってなんなんだろうと、ふと思った。なのでタイトルは直さずこのままでいきます。 自分はずっと日本に住んでいて、ずっと公立の…

人ごとだと思って

クリスマスなのでイルミネーションを見に連れていかれました。 私はもう随分と毒されていて、電飾を巻きつけた人は/この選曲をした人は、何を考えていたのかなあ…と、考えてしまう。裏方の事情を知りたいのだろう。 ぶっちゃけクリスマスだからと言って騒ぐ…

休みの日に思うことは

明日はクリスマスとかいうよくわからん日なので、街には仕事人が少なく、学生・カップルが溢れている。そんな光景を見るたびに、日付というものの曖昧さについて考えずにはいられない。まあそんなことを言い出す人間はだいたい変人の堅物なので、私もその例…

東京に飽きました

また東京に行っていた。日記をサボってる間に三回ほど。 その間にやってたことはまたまとめます。ところで私は、すでに東京という街に対して食傷気味である。それはなぜかを考えていた。 あんなに憧れだった街なのに。 1、遊ぶ場所がない。お金がないと遊べ…

色々読んでます

落合陽一×猪瀬直樹 ニッポン2021-2050 ヘミングウェイ 誰がために鐘はなる 上は以前から読みたいと思ってたやつで、定期的に読み直す必要性があると感じた。なぜなら、2020年までに我々が身につけるべき教養と考え方が書かれているから。昨日、グローバルな…

上京物語2

2宿編’ 続いてるよっ ゲストハウスともう一つ、知り合いの家にも泊めてもらった。シェアハウスをしている知人で、私が知っているシェアハウスとの格差に驚いた。 ひつじが想定していたシェアハウス →狭い。お風呂・トイレ共用。大学生の溜まり場(だいたい…

好きな話1

うちの大学では、お寺や神社に見学に行く授業がある。普段非公開の場所に入れたりする、少しお得な授業だ。交通費は自腹なのが痛いところ。 その授業で、とても貴重な建物の中に入る機会があった。入る前に、住職さんと先生から厳重に注意される。「 絶 対 …

上京物語1

東京に五日ほど行っておりました。 色々濃すぎて、何から書けばいいのか分からないくらい。けど忘れるのは勿体無いので、ぼちぼちまとめます。 1宿編 今回はゲストハウスと知り合いの家に突撃した。 ゲストハウスは、高円寺にあるマヌケゲストハウスという…